不動産事務所内装工事
山電不動産株式会社 センチュリー21垂水店
兵庫県神戸市垂水区神田町 モルティ垂水西館
いつもお世話になっている建築士さんからのご紹介でお仕事させていただきました。事務所の移転に伴う内装工事ですが、場所は電車の高架下です。こういった場所は事前に管理者側と細かい打ち合わせが必要になるので、慎重に進めていきました。
物件はスケルトンで何もない状態からのスタートです。まずは指定の位置に下水管を引っ張るために土間を掘削していきます。距離が長いのでとても強烈なハツリで作業します。
下水管を埋設して土間を埋め戻しました。後ろメーター盤にピンクの帯をつけているのは、頭を打たないように注意喚起です。私は二回頭を打ちました。
軽天工事が始まりました、一気に部屋の間取りがあらわになります!ファサードの骨組みも同時に造作していきます。ここに自動ドアが設置されるので重量に耐えられるよう、丈夫な下地を作りました。
土間のタイルを貼るために、ファサード周りだけ先行してケイカルを貼っております。より入り口の雰囲気がでますね。中では電気屋さんが配線工事を、水道屋さんも配管工事を。ちなみに私はAM558をよく聞きます。ローカルな関西ネタが面白くて、特に金曜日はヤバイです!笑
天井裏や壁の中に仕込みが終わったら石膏ボードを貼っていきます。天井や床の一部には高さを変えて間接照明を仕込んでみました。点灯が楽しみです!タイル屋さんが丁寧に一枚一枚タイルを貼っていきます。 ファサードにいよいよガラスが入ります!三角のファサードに合わせてガラスも三角に加工してもらいました。自動ドアも化粧シートを貼って吊り込まれております。
ガラスの小口が傷つかないように養生カバーをつけてます。内装工事が進んでみるみる変化を遂げます!今回は白を基調としたシンプルな内装を提案しました。家具や設備をつけていよいよ完成です!
完成写真です!スケルトンだったあの現場がこんな風に変わりました。
極力シンプルになるように納まりにかなり気をつかいました。特にファサードを450mmほどセットバックして自動ドアとガラスが一列になるようにするのが大変でした。
内観です、中の契約のために使う小部屋もファサードに合わせて三角のまぐさにしました。ドアは引き戸で柄は自動ドアと合わせております。軽天屋さんに作ってもらったボックスに間接照明が入るとアクセントになってよりモダンな雰囲気になりますね。
看板は一見、金属のように見えますが実は樹脂素材なのです。そして子供が遊べるようにマットとキッズハウスも特注で制作しました。ハウスのデザインも、もちろんファサードに合わせてます。トイレは女性優先に考え、手洗いを別に設け、ここにも間接照明を仕込みました。柔らかい光で化粧直しもバッチリです!
施主様も工事の途中に何度もお立ち寄りいただき、工事が進むたびにお褒めいただきました!消防検査も問題なくパスして、引き渡しもスムーズに完了しました。